会 長

寺口 惠子(てらぐち けいこ)
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、新年早々に能登半島地震が発生し、日向灘地震、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表、線状降水帯発生による豪雨災害など、全国各地で自然災害が発生しました。被災され、多くの困難に立ち向かっておられる被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。また、医療・福祉チームの一員として力を尽くしてくださった看護職の皆様に敬意と感謝を申し上げます。
さて、2025年は乙巳(きのとみ)の年「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」「努力が実る」年と言われています。また、辛抱強さが試される年でもあり、焦らず粘り強く取り組む姿勢が重要で、着実に前進することで、最終的には望む結果に近づくことができると考えられています。
人生100年時代と言われる今、看護職が役割を果たし、誇りを持って働き続けられるよう、千葉県看護連盟は、「届けよう看護の声を!私たちの未来へ」のスローガンのもと、引き続き看護協会・他看護団体、看護職国会議員、看護を支えてくださっている国会・県会議員の皆様と連携を密に取り、看護職の定着・確保、働き方改革、資質の向上などに取り組んで参ります。
また、人口減少が社会課題となる中、私たち看護職はこれまでの価値観を変え、看護の在り方を見つめなおす時を迎えています。看護の未来は誰かが決めてくれるのではありません。「量を守り、質を追求する」をキーワードに現場で働く看護職自身が看護の未来を考え、つくっていくことが求められています。
本連盟は、現場の声を大切に活動して参りますので、皆様の声をお聞かせください。今年も引き続き、連盟活動への御理解、御支援・御協力を賜わりますようお願い申し上げます。
本年が皆様にとりまして実り多き年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
[2025.1.5]
役 員